Seedance 2.0 動画生成
Seedance 2.0 は ByteDance のフラッグシップ動画モデルで、目玉は音です。同じプロンプトから、効果音・環境音・リップシンクした台詞までを映像と同時に、追加料金なしで生成します。対応範囲もここで最も広く、安価な 480p の下書きから 4K の仕上げまで 1 モデルで賄えます。
このモデルで生成した実例
以下はすべて当サイトで、カード下部に記載の設定で生成したものです。キャプションはその映像を出したプロンプトそのものです。
Seedance 2.0 · 720p · 16:9 · 4s
Seedance 2.0 · 720p · 16:9 · 4s
Seedance 2.0 · 720p · 16:9 · 4s
ここでの Seedance 2.0 の使い方
480p で下書きする
5 秒の 16:9 でおよそ 68 クレジット、正方形なら 38 クレジット。カメラワークの失敗を 4K の値段で知る代わりに、失敗が安く済むところでプロンプトを詰めます。
音をどうするか決める
ネイティブ音声に追加料金はかかりませんが、初期値はオフです。生成された音声は上流で著作権チェックを受け、誤検知が起きるとレンダリング全体が失敗するためです。オンにして、聞こえてほしい音をプロンプトに書いてください。同じプロンプトからモデルが音を付けます。
当たりを焼き直す
同じプロンプトで解像度だけ上げます(720p、1080p、4K)。1 本あたり 4〜15 秒。
スペック早見表
| モデル | 尺 | 解像度 | ネイティブ音声 | 参照画像 | 最低料金 |
|---|---|---|---|---|---|
| Seedance 2.0 | 4〜15 秒 | 480p · 720p · 1080p · 4K | 対応 | 最大 9 枚 | 5 秒あたり 31 クレジット |
Seedance 2、Seedance2、Seedance 2.0 は同じモデル
Seedance 2.0 の表記は実にさまざまです。Seedance 2、Seedance2、Seedance-2、seedance 2 ai、そして see dance、sea dance、seedacne といった打ち間違い。韓国語では 시댄스、日本語ではシーダンスと書かれることもあります。検索エンジンはこれらを同じものとして扱いますし、このページでも同じです。どれも ByteDance の動画生成モデルを指します。
実際に違いが出るのはバージョンです。「Seedance 2」と「Seedance 2.0」は同じモデルで、Seedance 2.5 は別のモデルとして専用ページがあります。ByteDance が Seedance 2 Pro や Seedance 2.9 という名前で何かを公開したことは確認できていません。そうした名前を掲げるサイトがあれば、支払う前に実際にどのモデルを動かしているか確かめてください。
2.0 と 2.5 の違いを見るSeedance 2.0 と 2.5、どちらを使うか
新旧の関係ではありませんし、2.5 が単純に上位版というわけでもありません。2.0 から 2.5 に移ると解像度を手放し、秒あたりの単価も上がります。その代わりに得られるのが尺と参照枚数です。
2.0 は 4〜15 秒、最大 4K、参照画像は最大 9 枚。2.5 は 720p が上限ですが、1 カットを 30 秒まで持たせられ、参照画像は最大 30 枚まで受け付けます。秒単価は約 53% 高く、最安構成どうしで比べると 2.0 より 91% 高くなります。
使い分けははっきりしています。短くて画質が要る画 —— 商品のヒーローカット、タイトル、原寸で見られるもの —— なら 2.0 のまま、浮いた分を 4K に回すほうがいい。逆に、30 秒のあいだ人物が崩れずに保つような長尺の一貫性が要るなら、それが 2.5 の役どころで、720p はその引き換えです。
運用上の違いがひとつ。2.0 はログインすれば誰でも使えますが、2.5 は有効なサブスクリプションが必要です。
Seedance 2.5 の違いを見る1 本のコストは実際いくらか
クレジットは尺ではなくピクセル数に連動します。だから「5 秒でいくら」という単一の答えはありません。16:9 の 5 秒で、480p が約 68、720p が 152、1080p が 341、4K が 778 クレジットです。正方形は動かすピクセルが少ないので、同じ 480p の 5 秒でも約 38 で済みます。
これを明記するのは、秒単価の表示も月額プランも、この部分を隠してしまうからです。月額の数字が教えてくれるのは毎月いくら出ていくかであって、それで完成カットが何本撮れるかではありません。撮り直すべきか迷っているときに要るのは、後者だけです。
参照から動画は一段安い枠で動くため、同じ秒数・同じサイズでも約 20% 安くなります。上の表の下限がこの本文の数字より低いのはそのためです。
ここでは、いま設定しているその条件でのコストが送信前に画面に出ます。失敗したジョブのクレジットは自動で戻ります。
Seedance 2.0 の料金を詳しく見る自分の GPU で動かせるか
結論から言うと、このモデルは動きません。Seedance 2.0 はホスト型の API で、ByteDance は重みを公開していません。ダウンロードできるチェックポイントも、ローカルで回せるグラフも存在しません。Seedance を提供しているサイトは、当サイトを含めて同じ上流を呼んでいます。
はっきり書いておくのは、いま手元で動かされているオープンウェイトの動画モデルが別系統だからです。MiniMax H3 は重みを公開しており、コンシューマ向けカードに載せる話や量子化の情報が飛び交っているのはそのためです。ローカルで動かすこと自体が目的 —— 1 本ごとの課金なし、データを外に出さない —— であれば、見るべきはこのモデルではなく H3 のほうです。
ここで払っているのは、難しい部分ではなく面倒な部分に対してです。API キーの管理も、GPU の用意も、普段使いのカードで 10 分待つことも要りません。
MiniMax H3 と比べる横長の画面ほど高くなる理由
Seedance の課金は秒単位ではなくピクセル単位です。多くの人はこの事実を、請求額を見て初めて知ります。
単価は 1,000 トークンあたりで決まり、トークン数は幅 × 高さ × フレームレートに比例します。だから 720p・5 秒でも、1:1 なら 86、16:9 なら 152、21:9 なら 199 クレジット。尺も解像度の表記も同じなのに 2.3 倍の開きが出るのは、シネマスコープの画面がそれだけ多くのピクセルを含むからです。
MiniMax H3 は逆で、画面比を一切見ない秒単価です。優劣ではなく、報われる使い方が反対なだけです。
2 つの課金方式を比べるSeedance 2.0 で崩れにくいプロンプトの書き方
Seedance 2.0 は 1 つの段落を読み取り、カット割りの指示として再生します。そのため、プロンプトもカット割りのように書くのが効果的です。品質の大半は次の 4 つの習慣で決まります。
被写体とカメラから書き始めます。「自転車に乗る配達員、横からのローアングル追従ショット」のように書くと、モデルは組み立てる土台を得られます。雰囲気を表す言葉だけでは足りません。
音も同じ文の中で描写します。音声は同じプロンプトから生成されるので、「濡れた砂利を踏むブーツ、遠くの車の音」と書くほうが、モデルの推測に任せるより確実です。
カット割りは明示します。1 回の生成の中でアングルを切り替えられますが、指定した箇所だけです。「手のクローズアップにカット」のように書きます。
まず 480p で下書きを作ります。16:9 の 5 秒テストは約 68 クレジットなので、1080p や 4K に進む前に何度も言い回しを練り直せます。
テキストから動画で試すSeedance 2.0 が得意なこと
音の設計。「濡れた砂利を踏むブーツ、遠くの車の音」と書けば、既製ループではなく実際のミックスが返ります。
マルチショット。カット割りを書けば、1 回の生成の中でアングルを切り替えられます。
物理挙動。液体、布、衝突の振る舞いが多くのモデルより実物に近くなります。
安い試行。480p の 5 秒テストはおよそ 68 クレジットなので、10 案試しても 4K 1 本より安く済みます。